Wazaar(ワザール)の魅力はどこからきてどんなところ?
ハウツー動画(教育動画)販売サービスのWazaar(ワザール)が
2015年4月よりサービス提供開始されます。
情報商材ASPインフォトップの社内プロジェクトとしてスタートするようですが、
実は世の中の状況をしっかりと見つめながら自分の周囲を見ても、
Wazaarが担おうとしている市場規模はかなり大きいことがわかります。
(インフォトップグループの子会社株式会社WAZAARとして始動です)
そんなWazaar(ワザール)の魅力に関して書いていきます。
Wazaarには今後のインターネット文化の一翼を担う大きな可能性を感じます。
実は現在の日本でも通信教育は大きな市場となっています。
そこにインターネットコンテンツに比重を置いて絡ませることで、
更なる可能性爆発の魅力があるわけです。
日本のインターネット文化の現状と教育
日本の教育産業はこれまでもこれからもかなりの大きな市場です。
我々がパッと思いつくだけでも多数の教育系大企業が存在します。
- ベネッセ(進研ゼミ)
- 生涯学習のユーキャン
- ケイコとマナブ(リクルート)
- 英会話のベルリッツ
子供の頃は多くの方が赤ペン先生のお世話になったと思います。
そしてそのベネッセの市場規模は相当大きく、
現在も(先日の個人情報流出でダメージ負いつつも)右肩上がり状態です。
旧社名の福武書店から現在までの成長ぶりは凄いものがあります。
顧客リスト獲得してのダイレクトマーケティングの実践国内最大手企業とも言えるかもしれません。
進研ゼミ以外の事業も大きく成長している教育ビジネスの国内最大手です。
資格取得という部分をクローズアップさせて
大きく拡大に成果を見せている通信教育サービス提供企業。
AKB48をはじめとする織田裕二、菅野美穂等のCMモデル起用で大きな認知を得る。
「資格を取得すると何事にも通用するのでは」という
日本的な考え方にうまくピントをあわせて世間的な評価も得る。
スキルの証明といえる資格取得に特化した結果は大きい。
なんとレコード事業(CD作成販売)部門も社内に存在する。
広告及び人材サービスの最大手リクルートが運営する通信教育雑誌。
ケイコとマナブ.netという雑誌連動型のポータルサイトも運営しており、
様々な通信教育媒体、塾、全国各地の教育的機関からの広告取得により運営。
リクルートという運営企業規模もフル活用して市場規模を拡大中。
メディア戦略も積極的に活用して認知度は高い。
アメリカに本社をおくベルリッツが英会話教室事業を日本展開。
その後進研ゼミのベネッセが資本参加して2001年に完全子会社化。
ベルリッツ英会話教室は全国展開しており、4歳から大人まで多様なコースを提供。
山手線電車内などでの広告展開などベネッセグループならではの大型展開も。
英会話スクール事業の国内最大手に成長中。
上記の代表的な教育関連媒体以外にも多数存在しています。
こうやってみるとかなりの市場規模がこれだけでも感じることができるでしょう。
そして印象的なのは
どの教育媒体もある程度の参加費用がかかるイメージがあることです。
大人向けの教育媒体だけでなく、
子供向けのものも入れていくと相当な市場規模です。
我が家も進学塾に行かせるかどうかで日常的な議論となっています。
インターネット通信教育の魅力とWazaarワザールの可能性
Wazaarワザールは教育媒体を「インターネット動画販売」という
ネット文化独自の仕組みを利用して提供していく予定です。
これにはこれまでの通信教育や資格取得勉強システムに無い魅力があります。
- 自分が学びたいちょっとした部分のみを学べる
- 部分的に学べるので費用も自分で選択できる
- 駅前留学しなくても自宅で気軽に学べる
- ひとつひとつの通信教育媒体を調べなくても様々なジャンルの事柄をWazaarで調べられる
パッと思いつくだけでもこれだけのメリットが感じられます。
どうしても通信教育を受講するとなると、すぐに十万円以上の費用を想像しがちですが、
(当然もっと安価で受講できるものもありますが)
Wazaar(ワザール)のように教育動画コンテンツ単位で販売されているのであれば、
それぞれ需要に応じて購入していくことができます。
これまでの通信教育は「至れり尽くせりで勉強したぞという満足感を与える」
このような印象が個人的には若干あります。
本来のスキル構築とはそこまで関係ない部分でもサービス提供されまくることで、
受講生にやった気持ちにさせることを重視しているかのような部分だったり、
企業側の販売マーケティング手法が強化されて高額コースに誘導されるような印象だったりも若干感じたりしました。
そういう中で、
学ぶべきコンテンツを自身で選択して
部分的に購入できる可能性が高いWazaarワザールの仕組みは期待できます。
引き続き研究を続けていきます。