中古オールドドメインを利用することはSEOを実践する際に効果的な場合があります。
中古ドメインには当たり外れがあり、よいドメインに当たると効果は大きいです。
外れのドメインの場合は、過去にペナルティを受けていたり
無理なSEOに利用してブラックリストになっていたりすると逆効果になる場合すらあります。
なので中古オールドドメインを取得して利用する際には、
しっかりとした下調べをした後に利用していくことが重要です。
参照:中古オールドドメインの取得方法と運営履歴など調べ方まとめ
中古オールドドメインにはこのような手間とリスクはありますが、
それでもよい中古オールドドメインを取得して利用した際の効果は大きいです。
よい中古オールドドメインを取得した際に
「最大限効果を発揮する利用方法」を解説していきます。
中古オールドドメインがSEOに効果的な理由
そもそも中古オールドドメインがSEOに効果的な理由の大部分は
「ドメインエイジ」と「被リンク」によるものです。
ドメインは古くから運営されているモノの方が信用度があがりますし、
たくさんの被リンクを獲得しているドメインほど検索エンジンクローラーの訪問頻度も高まり、
被リンクを獲得していること自体が検索エンジン上位表示の理由となります。
過去に良質なWEBサイトとして運営されていたドメインには、
運営期間のドメインエイジとともに多数の被リンクが獲得できたままになっています。
これを有料で譲り受けるのがオールドドメインの売買になるのです。
オールドドメインの効果を最大限活用する方法
それでは取得した良質のオールドドメインの効果をより活用する設定を解説します。
この方法は「過去に被リンクを獲得しているトップページ以外のURLを作成する」ことです。
これだけ聞けばわかる人には分かると思います。
具体的な進め方は以下の手順になります。
- 中古ドメインのトップページ以外の被リンクを調べる
- 被リンクを獲得しているURLを作成する
- 被リンク獲得しているURLから上位表示狙うURLにリンク送り
取得したオールドドメインの被リンク状態を調べていきます。
被リンク状態の調べ方は「ahrefs」や「MOZ」などのSEOツールを利用していきます。
参照:SEO対策無料ツール・コンテンツまとめ
(SEOツールサイトの解説を上記でしています)
あの手この手で被リンクのついているURLを調べ上げていきます。
既に被リンクを獲得しているURLを確認したら、そのURLを作成していきます。
トップページのURLは確定しているので、その下の階層にURLをつくります。
例えば「http://sonoyama.biz/5726.html」というURLが被リンクを獲得していたとしたら、
http://sonoyama.biz/の下層フォルダに「5726.html」というファイルを作成してアップします。
このような既に被リンクをうけているURLを出来る限り作成します。
これで被リンクを獲得しているURLが出来上がります。
被リンクを獲得しているURLができあがったら、
そこのページから検索エンジン上位表示を狙うページURLにリンクを送っていきます。
もしくは301リダイレクトやcanonical設定でも可能です。
被リンク効果が誘導されてSEOに強くなります。
これで中古オールドドメインの過去の被リンクを有効利用することができます。
中古オールドドメイン効果的なサイト作成方法解説まとめ
中古オールドドメインは通常にドメインを取得するよりも価格が高い上に、
当たり外れがある買い物となっています。
良質な複数の被リンクを獲得しているオールドドメインを取得できたとしたら、
最大限有効活用していけるように設定していきましょう。
即効性と効果はかなりあると言えます。